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食品グレードと化粧品グレードのオイル

食用グレードと化粧用グレードのオイルの違い

アロマオイル(精油)

食用オイルを肌のお手入れに使うのはどうなんでしょう?

個人的に1番好きなアルガンオイルは、食用と化粧品用どちら も同じアルガンの実の種子からできます。でも使う目的が違う ので、それぞれの用途にあった処理(加工)がされています。その違いは、

 ■ 食用のオイル
 風味やおいしさを1番重視した加工をしています
 ■ 化粧用のオイル
 使いごこち優先、肌刺激・浸透性なども重視します

食用は肌に塗ることは想定していないと思うので、自己責任で使わないといけません。 化粧用のものよりも刺激が強いと思うので、敏感な方はお控え下さいね。

アルガンオイルだけではなく、こういった素材のグレードは品質が高い順に、

上品質                              低品質
医療グレード化粧品グレード食品グレード工業グレード
高い                                安い

があるらしく、価格もグレードに比例してました。化粧用と食用 では、価格が3倍〜5倍違います。たとえば重曹。 手作り化粧品や入浴剤から、お菓子づくり、お掃除にも使われ ます。100均ショップの重曹は100円ですが、化粧品用の基材 になると、同じ量でだいたい500円前後。100均ショップのものは、記載はないけれど工業グレードなの でしょうね、お掃除に使うにはよさそうです。

    目的に合ったグレードのものが1番♪    

「グレードが高い=精製度が高い」ことでもあります。とはいえ、 精製度が高いと、不純物が少なくなり、純度が高くなる反面、 有効成分まで一緒に少なくなる場合もあるとのこと。シアバターやみつろうなど は、精製度が低い方が肌への効果は高いと言われています。

 ■ アルガンオイルの効能
 抗酸化・コレステロール低下・関節炎の緩和・しわ予防・肌と髪の栄養補給
 柔軟・再生促進・アンチエイジング

今回、食用のアルガンオイルの中でも優秀な、スローフード大賞アルガンオイルを使ってみました。食用だけに 顔が香ばしいです(笑) かなりナッティーな香り。
化粧品グレードのアルガンオイルのよう にサラッとはしていなくて、いわゆる油。浸透性は悪め。 食用でも、洗い流す系のクレンジングとか、ボディにはいい かもと思いましたが、香ばしすぎるのとすべりが悪いのとで それも厳しい〜。オリーブオイルあたりは、食用でも香りが 少ないし、使用感もいいのかもしれません。

アルガンオイル の場合、食用は無理かも。化粧品グレードのものはオイル の中では最高だと思っていますが。 素直にドレッシングやパン、パスタに使います(汗)