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ローズアブソリュートとローズオットーの違い

ローズAbs.とローズottoの違いは?

ローズアブソリュート(Abs.)とオットー(otto)の違い

↑ 同じ1滴ですが、粘度の差でドロッパーから出る量が違います。

ローズアブソリュートローズオットーは、どちらも「香りの女王」と呼ばれるにふさわしい、特別な精油。 その香りは、ほんの1滴でも華やかでやさしく、圧倒的な存在感があります。この香りで ほわ〜んとした幸福感に包まれる女性も多いはず。
ローズアブソリュートとローズ オットーにはどのような違いがあるのでしょうか。

抽出方法の違いは?

アブソリュートは溶剤抽出法

熱が加えられていないので、水蒸気蒸留法で抽出されるオットーよりも、甘みが強く濃厚、 バラの花そのもののような香りです。溶剤に使う石油エーテルやアルコールが残ることがある ので、人によっては肌に刺激を感じます。

オットーは水蒸気蒸留法

水蒸気で蒸留して精油を抽出するので、アブソリュートよりも大量の花びらを使います。 そのため非常に高価。溶剤は使わないのでサラッとしていて肌への刺激は低いです。 すっきりとしてエレガントな香り。

成分の違いは?

アブソリュートはフェニルエチルアルコールが多い (70%前後)

フェニルエチルアルコールとはバラの香りのもと、バラの香気成分です。アブソリュートには この成分がたくさん含まれているので、バラがぎゅっと濃縮されたような素晴らしい香りがします。 最近、この成分が毛乳頭を活性化することが慶応大学とノエビア化粧品の共同研究で 明らかになり、育毛剤の主成分として配合された商品が発売されました。

オットーはシトロネロールが多い (50%以下)

シトロネロールには、抗感染・免疫調整・強壮・鎮静・血圧降下などの作用があります。 また、アブソリュートよりも3倍ほどゲラニオールを多く含むので、幸福感をもたらす ドーパミンの分泌をよりアップさせる、とも言われています。
アブソリュートに 比べると分子が小さいので、より経皮吸収されるそうです。

使い分けは?

体にいいことがたくさんあるのはローズオットー

スキンケアやボディマッサージなどにむいています。

香りが素晴らしいのはローズアブソリュート

芳香浴や手作り香水を作るのにむいています。(育毛ケアにはいいかも?)

「体にはローズオットー」「心にはローズアブソリュート」という感じでしょうか。

どちらも低温で固まりますが、成分的にオットーの方がより固まりやすいそう。固まってしまったら、 手の平でボトルを温めると液体に戻ります。ローズと言えばもともと高価な精油なので、あまりに 安価な商品にはご注意下さい。キャリアオイルで薄めたり、香りが似ているゼラニウムやパルマローザ を混ぜるなどした、ニセモノの精油は冷蔵庫に入れても固まらなかったりするそうです。

私が使っているガイアのローズは、冷蔵庫でしっかり固まりました。ほっ。豊かな中にも透明感のある 香りです。インストラクターさんによると、「香りはアブソリュートの方が好き」という方が多いとか。 当サイトでもアンケートをしてみたいです♪